岩絵具は、主に鉱石を砕いてつくられた粒子状の日本画絵具です。粒子は砂のように粗く、艶のないマットな質感が特徴です。絵具そのものに接着性はなく、膠液（にかわえき）と加えることにより支持体に接着します。
天然の鉱石を砕いて作られたその色は独特の深みがあります。

その深みのある色を使ってオリジナルのアクセサリーを作ってみました。
青みがかったものは群青、緑のものは緑青、赤みがかったものは辰砂という色を使っています。色の種類は2000以上あるといわれています。
粒子の大きさの番号がついており、番号が大きくなると粒子が細かくなります。細かくなると色が薄くなります。